フランク:ヴァイオリン・ソナタ/ドビュッシー:ヴァイオリン,César Franck | Sonata in A major for piano and violin,mqdefault.jpg,シューマン、ベートーヴェン、フランク:ヴァイオリン・ソナタ集,チェロ・ソナタ全集、変奏曲集 ピエール・フルニエ①ショパン:チェロ・ソナタ ト短調\r②フランク:チェロ・ソナタ イ長調\r [原曲:ヴァイオリン・ソナタイ長調]\r\rピエール・フルニエ(チェロ)\rジャン・フォンダ(ピアノ)\r録音:1971年1月 ミュンヘン\r\rフルニエの上品かつ端正な芸風と人間的な温かみが遺憾なく発揮された名演である。情熱のままに歌うという感じではないが強い説得力のある解釈。フルニエのチェロのノーブルな魅力をたっぷりと味わえます。ピアノを担当するジャン・フォンダは、フルニエの息子です。\r\rフルニエ=端正なチェロという先入観があったのですが、 ショパンのチェロ・ソナタの第一楽章での情熱の迸りようはすさまじいものがあり、また、終楽章のコーダですらもたっぷりと歌ってしまいます。ひとつひとつのフレーズが強い説得力を もって聴き手に訴えてくる素晴らしい演奏です。音量バランス上、チェロの比重が大きく、ピアノが控えめになっています。この点、フォンダの演奏がとても上手いだけに惜しいと思います。もっと有名になって欲しい名演だと思います。\r\rフランクの作品一覧を見ても、チェロ・ソナタはありません。これは、ピエール・フルニエ自身が編曲したもので、もともとはヴァイオリン・ソナタです。作曲者68歳、最晩年の作品であるヴァイオリン・ソナタは、たいへんに魅力的な音楽ですが、チェロで奏でられるのを聴くと、これはまた素敵なチェロの音楽になります。ひそやかに始まる第1楽章、ピアノの序奏に続くチェロの音色がごく自然に感じられます。第2楽章、おさえられてはいるが、激しさを内包した音楽。第1楽章の主題が様々な形で現れる。ここではピアノがかなり主導的な役割を果たします。チェロの音色は雄弁になりがちだが、フルニエは過剰をいましめ抑制していてまったく違和感なし。第3楽章、ピアノの主題に応答するチェロの叙唱。チェロの深い響きが、なんとも幻想的な雰囲気。第4楽章、聞きなれた主題が次々に再登場、なるほど循環形式、コーダもチェロの響きだと華麗さというより重厚な感じ。この雰囲気はたいへん素晴らしい。\r\r国内盤【廃盤】【希少盤】帯無し、盤面傷無し \rプラケース少しすれあり\r\r*まとめ買い値引き致します(要購入前コメント)\r 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き\r 4枚購入→450円引き