B126》Complete Works of J. S. Bach メンデルスゾーン\r①序曲《フィンガルの洞窟》作品26\r②交響曲 第3番 イ短調 作品56 《スコットランド》\r③交響曲 第4番 イ長調 作品90 《イタリア》\r\r指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン\rベルリン・フィルハーモニー管弦楽団\r録音:1971年1月 ベルリン\r\rカラヤン1970年代前半の超名盤として知られるメンデルスゾーンの交響曲全集から、第3番《スコットランド》と第4番《イタリア》をカップリングした1枚。カラヤンならではのゴージャスかつ色彩感豊かなサウンドは録音から約半世紀経った現在もその輝きは健在です。聴かせどころのツボを心得たカラヤンの演出巧者ぶりを窺い知ることができる名演。メンデルスゾーンならではの透明感溢れるみずみずしいオーケストレーションを、これ以上は望めないほどの美麗さで歌い抜いています。《スコットランド》は、クレンペラー盤に匹敵する名演として、このカラヤン盤も高く評価できます。冒頭の序奏部は、クレンペラーに負けないくらいの深沈たる抒情に満ち満ちているし、主部に入ってからの心湧きたつ旋律の歌わせ方も絶妙。第2楽章は確かに快速のテンポ設定であるが、それはクレンペラーと比較してのこと。他の演奏と同様の速めのテンポで曲想を巧みに描いて行く。第3楽章はすばらしい音のドラマ。ゆったりとしたテンポによる堂々たる重量感溢れる歩みは、実に感動的。終楽章のラストでの壮大な盛り上がりも、この名演を締めくくるのに相応しい迫力。《イタリア》は、決して急ぎすぎない中庸のテンポで、カラヤンならではの優雅なレガートを駆使した気品ある名演。絶妙なテンポ設定と完璧なアンサンブルから発生する音楽の美しさといったら、他の及ぶところではありません。第1楽章も素晴らしいですが、第3楽章を聴いてみて下さい。アンサンブルが究極に達した結果、女性のアルト歌手の声と勘違いしてしまうほど美しい音が聞こえてきます。《フィンガルの洞窟》ももちろん名演です。いずれもカラヤン唯一の録音であり、手元に置いておきたい逸品です。\r\r国内盤【廃盤】帯無し、盤面傷無し \r\r*まとめ買い値引き致します(要事前コメント)\r 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き\r 4枚購入→450円引き、10点以上は全品150円引き